当社算額の詳しい内容は、Youtube 「CTY まほろば 2023年2月1日放送分」を参照ください。
11月15日、午前11時から七五三祭りを斎行いたしました。(奉仕:総代、敬神婦人会)。
今年も川島こども園から清水園長さん他先生と園児30名が、お祓いを受けました。拝殿でお祓いの後、園児代表二人も玉ぐしをささげて、お参りしていただきました。皆さんの健やかなご成長をお祈りいたします。
「この子らの思い出となれ七五三、捧げる榊初めての子よ」
10月6日(日)午前10時から、原宮司、中島助務にご奉仕をいただき例大祭を斎行しました。(当番:七番組、北川原、別所谷、開拓、三滝台)
拝殿内で楽人による雅楽奏楽の中、献饌、祝詞奏上、巫女舞の奉納、玉串奉奠と祭祀が進み、五穀豊穣、天下安穏、氏子の繁栄を祈念していただきました。
異常な高温の気候、国内各地での水害発生、米不足、不安定な世界情勢など、多難な社会情勢ですが、ひたすらに穏やかな世の中を願って終えました。
10月5日午後5時、ようやく秋らしい風が神明神社の境内を吹き抜け、4年ぶりに秋祭りの前夜祭を開催しました。
拝殿内では楽人の雅楽奏楽。境内に設置の畳み敷き特設舞台では舞姫の奉納舞、有志による和太鼓演奏が奉納されました。
「笛太鼓響きすずやか宵の宮、バチ持つ人の汗は光りて」
梅雨空の続く7月14日、午後1時から夏季祭が斎行されました。
夏の水害や、台風の被害を鎮め、無事に秋の実りを迎えられることを祈って、原宮司、芦原助務にご奉仕いただきました。(当番の宮元は三番組)
「雨垂れのしずく響きて夏まつり、祈るうなじに滲む汗あり」
梅雨空で蒸し暑い6月30日17時から、夏越しの大祓い、茅の輪くぐり神事を斎行しました。元旦から半年が過ぎ、知らず知らずに積もった罪穢れを払い、茅の輪もくぐり、この先の夏の暑さに向けた健康も祈念していただきました。
梅雨の季節が近付いた6月12日、氏子総代のご奉仕で、夏越し大祓いの茅の輪が境内に設置されました。皆様是非お詣りいただき、健康祈願をされてください。茅の輪は何時でも、おくぐりいただけますが、作法は茅の輪の横に掲示しています。また拝殿の賽銭箱前には夏越し大祓いの人形の受付箱が準備されました、ご案内を確認いただき、ご利用ください。
「水無月の夏越の祓いする人は、千歳の命延ぶというなり」
朝は氷点下でしたが、祭典の始まるころには春の陽気に!
3月3日(日)午後1時から、祈年祭を斎行いたしました。
今年度の納めの行事。これから始まる農作業の無事と豊作、地元産業の繁栄を祈り、原宮司、芦原助務にご奉仕を頂きました。
春のお祭りなので、楽人の奏楽も明るい双調(そうぢょう)でした。
舞姫の祭祀舞もあり、厳かで華やかな祭典となりました。
舞姫の皆さんも、今日で一区切り、お疲れ様でした。
おかげをもちまして、今年度最後の祭祀を無事に終えることができました。
農作業の安全と秋の豊作、地元産業の発展などいろいろと祈らせていただきましたが、コロナが収まって何よりと感じております。
神明神社は算額で有名ですが、改めて、この神社を守り、先人の遺された大事な文化遺産を後代にお伝えすることが、今を生きる我々の責務と感じ、本日もご奉仕いたしました。
寒中らしい厳しい冷え込みの1月14日(日)午前10時から、厄除け祈祷と注連縄焼き神事を斎行いたしました。
神事の後、年末年始に納められた、古いお札や注連縄を境内に積み上げ、原宮司のお祓いお清めの後、氏子総代が点火。
炎が立ち上がり、清められた薄い煙となり空へと昇り、周りは暖かくなりました。
この温もりが元旦に発災した能登大地震の被災地へも届けと祈りながら、今年の平穏無事を祈念しました。
「どんど火の清めて昇る寒の空、温もり届け能登の人へも」
令和六年、明けましておめでとうございます。
1月1日(日)午前0時、雨上がりの神明神社境内では篝火の周りに200名を越える若い方が集まってカウントダウン「5,4,3,2,1, おめでとう!」と賑やかに新年を迎えました。拝殿前には参拝者の列が長くつづき、社務所前の御神籤も大行列でした。
「若人のカウントダウン声響き、明けて迎える辰の新年」
夜が明け午前6時30分からは歳旦祭。新しい年を迎えた事を寿ぐ神事を斎行しました。(奉仕は4番組)雅楽演奏による豊栄舞、浦安の舞の奉納もあって、華やか、祭典の後、初詣の皆様には社務所前でミカンが振る舞われました。
「明けの星暁の空輝きて、夜明けとともに歳旦まつり」
12月31日(日)午後5時から年越しの大祓い神事を斎行しました。(奉仕は4番組)
明け方の雨が上がって、大晦日は曇り空ながら暖かい一日。この年越しの大祓いで、一年の間に積もった罪穢れを祓い清めていただきました。
最後には篝火の積み上げた木も清めて、新しい年を迎える準備が整いました。
「明けの雨洗い清めて大晦日、年の穢れを今日大祓い」
朝の冷え込みがきびしくなった12月3日、午前10時より、新嘗祭を斎行しました。
新嘗祭は今年の秋の実りに感謝し新穀を神様に捧げる大祭。このお祭りを済ませてから、初めて今年の新米を食するのが習わしで、原宮司、芦原助務に祭祀を司って頂きました。
拝殿には宮司、氏子総代、楽人、舞姫が、境内の椅子席には敬神婦人会役員と奉仕の氏子組(1番組)が着席。地元の小学生5名が舞姫として奉仕、楽人の雅楽演奏に合わせて「豊栄の舞、浦安の舞」を奉納していただきました。
また神前に供えた新しい神札(神宮大麻)が宮司から氏子総代へ渡され頒布開始の儀式も終えました。これは各氏子、崇敬の方々へ年末から年始にかけて頒布されます。
(神宮大麻の一般頒布初穂料は2,500円/一体:伊勢神宮と神明神社の御札セット)
「鮮やかに社に映えるもみじ葉は、風も染め抜き新なめまつる」
11月15日、午前11時から七五三祭りを斎行いたしました。(奉仕:総代、敬神婦人会)。
小寒い日でしたが、今年も川島こども園から清水園長さん他と園児22名が、お祓いを受けました。園児の皆さんは「おはようございます」と元気に境内へ、拝殿へは早めに着座して神妙でお利口さん。代表二人が玉ぐしをささげて、お参りしていただきました。皆さんの健やかなご成長をお祈りいたします。
「子らの声冷たき風に響きあい、神に届けと今日七五三」
JA三重北の広報紙「きらり」10月号の表紙と表紙裏の冒頭ページに神明神社の算額と神社紹介記事が掲載されました。是非ご覧ください。
9月15日、神明神社を多くの数学者が訪れました。前日に四日市市内で開催された「関孝和の数学理論に関するセミナー」に出席された方々です。セミナー主催者の小川束さん(四日市大学名誉教授)を始め、ピーターウオンさん(ベイツカッレッジ(アメリカ))、上野健爾さん(京都大学名誉教授)、アントニア・カライッツエルさん(早稲田大学)、森本光生さん(上智大学名誉教授)を含め、約10名の数学の専門家の方々が神明神社を参拝に訪れ、実物の算額を見ながら、いろいろな議論をされて楽しいひと時を過ごされました。また今回参加された方々は、研究成果の成就を祈念して、当神社オリジナルの算額御守りを、おもとめになられました。
(稲垣 勝義さんご寄稿)
和算や算額関係の高名な研究者で四日市大学教授の小川 束先生が、最近「和算」とのタイトルで新著を出版されました。(中央公論社 1800円+税 丸善四日市店で購入できます(近鉄百貨店四日市店地下)、またはAmazonなどのネット販売でも入手可能です)
高等な数学「和算」は、江戸時代に数学者関孝和などの活躍で日本独自に発達しました。また一般庶民が趣味でハイレベルな数学を学び「算額」の形で世に広めることは、世界的にも稀な現象であったそうです。
神明神社の算額も著書の中で紹介いただきましたが、古の良き時代、このような優秀な先人が居られたことは川島地区の誇りであると存じます。
算額は江戸時代に日本独自に発達した数学「和算」の難問を解いたことを祝って神社仏閣に奉納した、絵馬の一種です。
三重県下には十数枚現存していますが神明神社には最古の一面を含めて三面を所蔵しています。
神社の拝殿にはそのレプリカを掲げておりますので、ご参拝時に拝観願います。
算額につきましては、四日市市市役所の文化財ホームページもご覧ください
<https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1001000002622/index.html>>
祭祀のある日に算額カード形の御守の頒布しております。初穂料500円。
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